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中小企業診断士が「AI」「パン」「補助金」について語ります

11/13 第3回成長戦略会議 議事要旨をGiNZAで要点整理するとアトキンソン氏浮上

2020 年 11月 13日(金)16:45~17:45

第3回成長戦略会議の議事要旨を見ておりましたが、相変わらず長い...要旨で10ページは長すぎます。

例のごとくGiNZAで要点整理します。 

・重要度1位:テレワークの話もあったが、補助金で導入の支援をするだけではなくて、人材ということで、これは仕事の分析や市場の分析というものも必要になって、これができるかどうかということも含めて、中小企業で対応できるようにということで、そういう支援も始まっているので、それらを徹底して周知をしていきたいと思っている。
(筆者)梶山経済産業大臣の発言が重要度1位。今私も支援していますが、小規模事業者のテレワークはあまり進んでいないのは事実でしょう。まず支援自体をテレワークにするところで価値を示して、従業員にもテレワークの価値の理解浸透を図るのが私の作戦。

・重要度2位:同時に、ポストコロナ時代において、デジタル化やカーボンニュートラルの実現など、従来のビジネスモデルの変革に取り組む事業者に対し、政府としても事業再構築に向けた支援を行っていく。
(筆者)加藤官房長官の発言が2位。これは総理が匂わせている話。やる気のある事業者はその規模を問わず支援するよ、という話。その逆は...

・重要度3位:二つ目がまさに新しい時代に向けた事業再構築、それがデジタル化、グリーン化、そして生産性を上げていくということ。
(筆者)西村経済再生担当大臣の発言が3位。官房長官に続きSDGsを匂わせる発言が含まれているのがポイントでしょうか。生産性と環境の両立がこれからのテーマでしょうか。

・重要度4位:本日の議題はウィズコロナ、ポストコロナの世界に向けた事業再構築、労働移動の円滑化、サプライチェーン、新しい働き方の課題である。。
(筆者)加藤官房長官の発言が4位。再登場。でもこれは冒頭の議題の確認なので、確かに重要な発言といえば重要。

・重要度5位:0.603,竹中先生との規模の違いがあるかもしれないが、今までにない長期間での基金という形でこういうカーボンニュートラルへの技術開発の支援をしていこうということでやっているし、企業の実用化の視点でも、そういったものをしっかり対応して、できるようにしてまいりたい。
(筆者)梶山経済産業大臣この発言が5位。ここまで上位ランクされているのは閣僚の発言で占められました。民間議員はGiNZAに評価されていませんね...

・重要度6位:大企業部分の流動性を高めることによって、諸外国の分析によると生産性向上に貢献することは確認されているので、重要な政策であることは間違いない。

 

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https://mainichi.jp/articles/20201014/k00/00m/010/123000c

(筆者)民間議員で初登場したのが、小西美術工藝社代表取締役社長のデービット・アトキンソン氏。都心部大企業から、地方中小企業へ人材流動性を高める話。報酬第一の人材は今まで通り、社内で勢力争いに勤しむので対象外。報酬以外の、例えば環境であったり働きがいであったり、その辺に価値観を置く人材は、今後政府の支援も追い風に地方に散らばっていく可能性も十分でしょう。

 

今日はネットワーク図もつけました。

drive.google.com

 

以上です。