sunsunオンライン名刺交換機能の紙名刺を駆逐する3つの理由
Web会議が急増している今日、同じ会議室にいる方の素性が分からないケースはありませんか?そんな中、Sunsunがオンライン名刺サービスの6月ローンチを発表しました。
今日はオンライン名刺のメリットを探ります。
1.名刺もペーパーレスの時代
名刺の変遷として、紙名刺をオンラインで管理する機能があります。先述のSunsunもその1事業者です。またキングジムのデジタル名刺管理ソリューションなど、国内にも数多のサービスが存在します。
しかしどうでしょう。世の中でペーパーレス化が叫ばれて久しいのに、名刺はいつまでも紙のままです。「いやー官公庁の名刺の紙、分厚いよねー」とか言っている場合じゃないです。エコじゃないし。
名刺が紙から電子になる事で色々とメリットが発生します。
2.オンライン名刺交換機能の3つの強み
メリット1:Web会議での信頼性UP
オンライン名刺で一番のメリットは、相手の素性が分かることだ。勝手知ったる仲間なら問題ないが、どこの馬の骨と分からない人間と会話の糸口を探りながらのWeb会議は疲れも倍増。
「あ、中小企業診断士で社労士でもあるのですかー」「あの大手企業にお勤めなんですねー」とオンライン名刺を交換しながら会話できる方が、共通項を探しやすく会話もしやすい。
Web会議は初見の相手と打合せするのに向かない、と思っている方も多くいることだろう。しかしオンラインの名刺があれば、それは既に現実世界で合うのと変わらなくなる。自分がそう思っているのであれば、初見の相手も同じことを思っている。オンライン名刺は強力は信頼醸造ツールになるだろう。
メリット2:管理効率UP
次のメリットとして、紙の名刺の管理が不要となる。
紙の名刺って面倒じゃないですか...管理が。名刺をもらって名刺ホルダーに保存する古典的な管理方法から、SunsunやEightなど、クラウド管理ツールに名刺をスマホのカメラで撮影する方法など、ビジネスパーソンの名刺管理方法は進化してきているが、オンライン名刺になると紙の名刺の撮影すら不要だ。スペースの制限が無いのも○。
メリット3:付加情報UP
Sunsunのオンライン名刺交換機能の詳細は明らかになっていいないが、おそらく付加情報を大量につけれるようになる。
紙の名刺は裏表の紙面が情報量の限界を意味するが、オンラインは限界は無い。裏表どころか3ページ、4ページとページ送りが可能になるかもしれない。
名刺の送り手のメリットは絶大だ。例えば過去の成功事例をアピールする場合、Web上のコンテンツにリンクを貼ることも可能で、スマホでクリックしてもらえればコンテンツに遷移したり、紹介動画に遷移させることも可能だ。相手に伝えれる情報量は無限になるかもしれない。
名刺の貰い手のメリットもある。もらった名刺に関連度の強い、例えば同じ会社の別の方の名刺を過去にもらったことがある場合、「BさんとAさんは同じ会社です」とアドバイスしてくれる機能も想定できる。今までは記憶力の限界があったが、オンライン名刺だとデータベースに紐付けるだけだから、すぐ人の名前を忘れる人でも問題ない。
3.考察
オンライン名刺は爆発的に流行ると考えて間違いないだろう。
まずコロナ禍の世界にフィットする。相手に合わなくても名刺が渡せるということは、その名刺にすら付着しているかもしれないコロナウイルスに怯えずとも円滑な情報交換が可能となるから。
次に管理だ。今までスマホで撮った紙の名刺はOCRか人力で電子化されていたが、そもそも元から電子化さえている名刺は前述した作業が不要だ。この名刺の内容はAさんに渡りました、というトランザクションデータ1行、データベースに追加すれば事足りる。とてもエコでスマートな世界だ。
逆に紙の名刺が根強く残る業界は...スマートディバイスを業務で使えない業界だろうか。
そんな業界あるだろうか。
以上です。