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SEO対策とはどこでやるのか|SEO対策の「そもそも」論 | 中小企業xSEO #5

ヨシダです。中小企業のためのSEO対策「SEO対策はどこにやるの?」編です。

SEOはどこに対策するのか意識するのがはじめの一歩です

SEOはどこに対策するのか意識するのがはじめの一歩です

[前回までの記事]

ド文系で分かるSEO対策とは?SEO対策の「そもそも」論 | 中小企業xSEO #4

Web 広告との違いから見るSEO対策の特徴|中小企業xSEO #3

消費者購入プロセスから見るSEO対策「AISAS」|中小企業xSEO #2

中小企業にはSEO対策が必要です!|中小企業xSEO #1

これから5Wの流れで説明していきます。

5W
テーマ
Where
SEO対策はどこに対して実施するのか。
What
SEO対策はをするのか。
Why
SEO対策はなぜやるのか。
Who
SEO対策はに対してやるのか。
When
SEO対策はいつやるのか。

  

1.[where]SEO対策はどこに対して実施するのか? 

「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えることができる」
エリック・バーン:心理学者)
 
答えは自社のWebコンテンツです。ホームページです。自社の公開しているWebコンテンツに対して行います。
 場合によってはSNSといったインターネット上で情報発信を行うメディアでもSEO対策は実施されるべきです。
 
1つ気にしてほしいことは「外部に御社のホームページをリンクしてもらうように動く」ことの優先順位です。一番優先すべきなのは自社のWebコンテンツです。
(スティーブン・R・コヴィー:経営コンサルタント)

 「インサイドアウト」の考え方は、自らの価値を高め、徐々に外にその価値を伝播させていく考え方と認識しています。SEO対策も同じで、まずは自社のWebコンテンツに施すべきです。

2.Where(どこに)対策の見つけ方

 もしかすると、御社の認識では「もう業者に頼んで魅力あるホームページは作った。でも人が来ない」なのかもしれません。そこでちょっとした分析のコツをご紹介します。

コツは、御社のホームページの集客チャネルを分析する事です。Google Analyticsで簡単に取得できます。

集客チャネル円グラフ

analytics > レポート > 集客 > 全てのトラフィック > チャネル
これはGoogle Analyticsから取った当ブログの集客チャネルグラフです。当ブログはorganic Seatch(無料検索=通常検索)の比率が74.7%です。逆にSocialは1%を切っています。御社のホームページはどうでしょうか?
 
分析結果によって、Socialが想定より少ないと分析されたならば、Facebook,twitter,LineこれらSNS活用の為のSEO対策を検討すべきです。
 
ちなみに本ブログは、自分自身でSNSSEO対策をしておりませんので、非常に少ない比率です。原因も明確な課題で、対策は「SNS露出を検討し実施する」ですね。
 
 
3.whereのまとめ
一般的に専門分野に特化して差別化が容易な業態であれば、専門分野の強みを生かして情報発信するoegnic Seatch(無料検索)を伸ばす目標を立てるのが良いと考えます。顧客が御社の商品やサービスをを気に入れば、Direct(ブックマーク)Referral(口コミ)の比率も後追いで上がっていくと考えられます。
 
サービス業のように差別化が難しい業態であれば、webコンテンツ内容でも差別化は難しいでしょう。当初はPaid Seatch(有料検索=広告)を使う事が有効ではないでしょうか。顧客に御社のサービスを「発見」してもらうことが重要です。顧客が御社のサービスを満足すれば、Direct(ブックマーク)Referral(口コミ)の比率上昇につながっていくと考えます。
 
Direct(ブックマーク)Referral(口コミ)は、固定客ファン層の存在を示しています。
大事な指数として認識してください。

 

以上です。次回は5Wの2つ目:What「SEO対策は何をするのか」です。

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ド文系で分かるSEO対策とは?SEO対策の「そもそも」論 | 中小企業xSEO #4

この記事はどんなヒト向け?
SEO対策が必要なのは分かっているけど、イメージがわかない中小企業の担当者さま向けです。

SEO対策

中小企業のSEO対策は、マーケティングの一要素と捉えて行うことが重要です

[前回までの記事]

Web 広告との違いから見るSEO対策の特徴|中小企業xSEO #3

消費者購入プロセスから見るSEO対策「AISAS」|中小企業xSEO #2

中小企業にはSEO対策が必要です!|中小企業xSEO #1

 

1.SEO対策の「お悩み」ポイント

SEO対策は難しく、面倒というイメージがあります。
Googleサジェストを見てみましょう。

Google「SEO対策」のサジェスト

GoogleSEO対策」のサジェスト。皆さんお困りですね...

事実、SEO対策」専門的に考えると意味がわからず、逆に一般的に考えるとイメージを捉えきれないモノであるのは確かです。

そして明快な答えがなく、費用感も分からなければ、業者分からないし、自分でできるかも分からない、と皆さんお困りです。もし「SEO対策 リスティング」でお困りの方は過去記事「Web 広告との違いから見るSEO対策の特徴」をご覧ください!親切丁寧に説明しています!。

結果SEO対策 とは」と検索、「そもそもなんなのSEOって?」と迷うことに。

 

2.SEO対策は答えがない

ではSEO対策」の正しい情報、揃っているでしょうか。
答えは「NO」
SEOの仕組みはブラックボックス、非公表なので、事実真実に基づいた情報はありません。
また、これは私見ですが、見たことのない用語をずらりと並べて「物知り」自慢をする上から目線SEOコンサルや、時代錯誤と考えられる古い手段に固執する化石SEO有識者も散見されます。彼らが発信する情報が、SEOは難しい」「SEOは面倒」というイメージに滑車を掛けているのでは、と邪推します。

3.企業の原点に立ち返ると、SEO対策の意味が見えてくる

私が考えはSEO対策とはマーケティングの1要素、集客の対策に過ぎない」です。
SEO対策を担うのがもっとも適切なのは、顧客をよく知る御社のマーケティング担当のです。
 
え?と思いました?
それって「コンテンツマーケティングと何が違うの?」と疑問を抱くWeb有識者もいるのでは?
 
方法論の違いで細分化しようとするから、SEO対策が難しいモノになっていると考えます。
「儲ける」ことが企業存続のための優先課題なのは、間違いないでしょう。 
「儲ける」ためにSEO対策はやるのです。
「儲ける」ための集客の手段です。
これが今日の結論です。SEO対策の目的イメージが湧きましたか?
 

4.次回予告

次回から5W1Hの手法で、SEOをどこで、なにを、だれが、なぜ、いつの順番で
ド文系でも分かるようにお伝えします。
 
5W
テーマ
Where
SEO対策はどこに対して実施するのか。
What
SEO対策はをするのか。
Why
SEO対策はなぜやるのか。
Who
SEO対策はに対してやるのか。
When
SEO対策はいつやるのか。
 
以上です。最後まで読んで頂きありがとうございました!
 

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[前回までの記事]

Web 広告との違いから見るSEO対策の特徴|中小企業xSEO #3

消費者購入プロセスから見るSEO対策「AISAS」|中小企業xSEO #2

中小企業にはSEO対策が必要です!|中小企業xSEO #1

 

小学生低学年はショウワノート「ジャポニカ学習帳」をなぜ使うのか(シェアの秘密#1)

ヨシダです。今日は子供の授業参観に行ってきました。
国語の授業を参観しましたが、授業内容よりも子供たちが使っている紙のノートの使用比率が気になりました。気になった使用率No1.ノートとは、ショウワノートジャポニカ学習帳です。

f:id:yoshidaagri:20180513075447j:plain

子供の生き生きとした授業の姿を見るのが、親としての授業参観の責務かなと思いつつ、上のジャポニカ学習帳をみんな使っているのが、気になって仕方ないのです。

そのシェアの理由を調査しました。

[定点観測]:参加した参観クラスでの資料率分析

うちの子がいるクラスの31人中、23人ジャポニカ学習帳を使っています。74.2%のシェアです。
私が子供たちと同じ年だったのは30年前、まだ昭和の時代でしたが、その頃もジャポニカ学習帳を使っていたと記憶しています。なぜジャポニカ学習帳だったのでしょうか。

[定量分析]:Googleトレンドを使った分析

小学生の学習帳のメーカー別シェア、特に統計が無かったので、まずGoogleTrendを使って調査しました。

ジャポニカ圧倒的ですね…小学校が入学式or始業式を迎える4月に向けて急上昇トレンドのグラフ構成です。これは「ブランド力」の強さと考えられます。 これだけで分析するのは強引ですので、Google adwordsのキーワードプランを使ってジャポニカ学習帳の検索ボリュームを調べてみましょう。

f:id:yoshidaagri:20180513062546p:plain

campusノートと同じぐらいの「月刊平均検索ボリューム」を持っています。競合のcampusやキョウトクとと比べて「学習帳」という検索ワードで検索されているのが特徴ですが、圧倒的なボリューム差ではありません。但し「紙ノートをいちいち検索して調べる消費者が多くない」という仮説を得ました。

[定性分析]:消費者に対するヒアリング分析

なぜ小学生はジャポニカ学習帳を選ぶのか。ジャポニカ学習帳を選んだ消費者の親に直接ヒアリングをしてみました。

仮説1:マス目リードがついているノートが少ないから。

「十字リーダー」とは十字に分ける薄い線が入っているマス目の事です。消費者の話によると、学校から推奨されているとのこと。推奨=商品が備える必要要件になりますが、「十字リーダー」を持つノートの種類は少ないと消費者は話します。

仮説2:小学生低学年に商品を充実させるラインナップの強み

特に就学して間もない小学校低学年に向けてのライナップが充実している事が分かりました。ショウワノートジャポニカ学習帳学年別ラインナップをグラフ化すると明確になります
調査方法は:ショウワノートWeb(http://www.showa-note.co.jp/japonica/)から、「学年から検索」で1年生から6年生までクリックして、商品数を取得。
数量(その他):ジャポニカセレクション、ジャポニカカスタムを集計。

f:id:yoshidaagri:20180513063649p:plain

商品数は学習科目が増えていく小学校3年生まで増加傾向ですが、その後は減少傾向になる事がグラフから読み取れます。つまり年齢層のターゲットセグメントは「小学校低学年」という6歳から9歳前後コアターゲットとして商品戦略を練っている、という証明になりました。

仮説3:長年のブランド戦略

消費者の親からのヒアリング内容に「私も子供の時に使っていた。ほぼ指名買い」という声が聞こえました。これは興味深い話です。
差別化ポイントのもう1つ「ブランド戦略」ジャポニカ学習帳GoogleTrendから強みを証明しましたが、48年の歴史と共に「親」から「子」に継承するブランド戦略を進めてきたと私は考えます。
今の親世代が子供の頃、30年位前のジャポニカ学習帳「ブランド戦略」、覚えている方はいるでしょうか。当時のCM動画をごらんください。

【懐かCM】1980~90年代 SHOWA ショウワノート ジャポニカ学習帳 ~Nostalgic CM of Japan~

答えは「広告露出による品質アピール」です。「水こぼしても大丈夫」「綴じ方の工夫で頑丈!」と品質メッセージを、インパクトのある踊りで視聴者に刷り込みます。いやはや、私もジャポニカ学習帳は高品質」刷り込まれたタイプでしょう。

[結論]:「ジャポニカ学習帳」は「親世代のブランドイメージ」が強み

子供が使う紙のノートは一般的に、子供に選択権はあると考えますが、親に決定権があるのですから「親世代のブランドイメージ」ジャポニカ学習帳購入に強く作用しているのはほぼ間違いないでしょう。昭和時代のジャポニカ学習帳のブランド戦略が今、世代を超えて再び開花しているとは素敵なストーリーです。
 
以上です。いかがでしょうか。次回もう少しジャポニカ学習帳マーケティングを深耕させようと思います。
 
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AWS LambdaでPythonを使う時、気をつける5つの事

中小企業診断士(登録予定)のヨシダです。GWはいかがお過ごしですか。

私は下の写真のように家族で野球を見に行ったりしながら、空き時間AWS LambdaAWS CloudWatchをを使って、openWeatherMapから気象情報を取得するアプリを作っていました。

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(問題です。このドームはどのドームでしょう?)

その際、Pythonのお作法や、AWS Lambdaのクセに苦労したのでご紹介します。

私は経営戦略が得意で、特にマーケティングや販売促進、SEO対策に知見を持ちますが、開発者としては並、黄昏開発者です。

 

1.[AWS Lambda]ファイルはプログラム実行ディレクトリに作れない

AWSさん「S3があるんだから勝手な場所に、一時ファイル作るのは禁止」

まあ理解出来ますが、お作法わかりにくいんですよねAWSのマニュアル。

 

2.[AWS Lambda]LambdaUpLoaderが作るZIPファイルは激重

AWS Lambdaで標準準備されているライブラリを使いこなせればベストなのですが、黄昏開発者のヨシダにとって、初体験のpythonではWeb記事のパズルプログラミングが限界です。記事が少ないAWS Lambdaのライブラリ利用は敷居が高いです。

docs.aws.amazon.com

故にLambda UpLoaderを使って開発環境のライブラリもまとめてUPするのですが、「あれ?28Mbyte??」と激重。ダイエットどうにかならないでしょうか?

誰かAWS標準ライブラリの使い方ご教示いただけないでしょうか...

3.[AWS CloudWatch]cronはUTC基準

AWSさん「無料枠でcron実行させてやるから黙ってろ」

いやいや、1ドル払っているはずですが...という反論は野暮ですので辞めましょう。

cronはUTC基準です。JST基準の時間で設定できないもんでしょうか。

 

4.[Python]datetimeの使い方が面倒

datatime関数から現在時刻を取得する時に現在日付を取得するとき、なぜdatetime.datetime.now()とネストしてnow()を指定しないと駄目なんですか?聞いた100人全員「面倒」って言いますよコレ!Way Python!!

 

5.[AWS Lambda]boto3でCSVファイルに追記ができない

これは困りました。s3の特定バケットCSVファイルを作り、1時間おきにファイルにAPI取得データを追記する、というプログラムを簡単に書こうを思い立つも、boto3ライブラリのadd関数は完全上書き。Delete-Insert、OH MY GOD!

 

以上です。ブログ機能の見たまま編集モードを使っていた為、ソースコードのハイライトが面倒です。サンプルをご覧いただきたい方はQiitaにも同じ記事をソースコード付きで載せましたのでご確認願います。

 

 

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Web 広告との違いから見るSEO対策の特徴|中小企業xSEO #3

ヨシダです。今日は「Web広告」SEO対策」の違いです。

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[前回までの記事]

消費者購入プロセスから見るSEO対策「AISAS」(中小企業診断士x中小企業xSEO #2)

中小企業にはSEO対策が必要です!(中小企業診断士x中小企業xSEO #1)


前回までの記事で、今のままでは自社のホームページ業績に寄与しない危機感は持っていただけたと考えます。

今回3回目は、検索結果が目立つ場所に表示される「Web広告」SEO対策」の違いから、中小企業におけるSEO対策の重要性を説明します。

[広告活動との違い]

[1.手法]

表1:SEO対策とWeb広告の手法の違い
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手法の違いは、検索エンジン役割の違いで区分けできます。
SEO対策」では、検索エンジン「仲卸」です。自社と最終消費者をつないでくれる役回りで、良い商品・良いサービス優先的に紹介、繋いでくれます。良い商品、良いサービスは仲卸の長年の目利き・勘であり、仲卸のベネフィットの源泉です。

一方「Web広告」では、検索エンジン「広告代理店」です。対価を払って目立つ所に自社の情報を掲示してくれます。キャッチーなキーワードや、トレンドキーワードの示唆も提供します。より目立つ所に表示するには、"カネ"、対価が必要です。

[2.効果]

図1:Googleで「ワイキキ ホテル」で検索した「広告表示」結果

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「Web広告」は、[広告]という文字がタイトルの直下に含まれているのが広告です。

入札価格が低いと、検索ページ下部に表示されたり、表示されなかったりします。

広告は自社の製品・サービスに適切な「キーワード」に適切な「入札価格」を設定することが必要です。

図2:Googleで「ワイキキ ホテル」で検索した「検索結果」

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SEO対策」で表示される結果は、1.広告枠⇒2.ローカルSEO枠⇒3.通常検索枠の順番です。以外と低いでしょうか。ではもう1例、「自動車修理 札幌市西区」で検索した結果を紹介します。

図3:「自動車修理 札幌市西区」で検索した結果

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広告が無くなりました。正確にいうと、この札幌市西区において、自動車修理を事業にしている業者が広告を出していないということになります。狙い目ですね。

[3.コスト]Googleの場合

「Web広告」:キーワード単価*クリック数
ワイキキのホテル事業者が日本人向けに広告を検討しているという前提で、広告がいくらで入札されているのか調べてみましょう。

adwords.google.com

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これを高いと感じるか否か、HISのハワイの平均ホテル単価を検索しました。

安い所だと2万円前後、トランプさんのホテルだと4.4万円から(2018年5月現在)。しかしクリック成約単価ですから、そこから自社のページで購入してくれる割合(CVR)を考慮すれば、高いですよね...

SEO対策」:Web開発・改修コスト
SEO対策は検索エンジンに費用が発生するわけではりませんが、自社の事業のターゲットを確認し、検索キーワード候補を置くところまでは同じです。
広告と明らかに異なるのは、この後に自社ホームページのコンテンツ再構成や、SNS・外部ポータルへの広報戦略を練り直す事が違いです。コストは自社の人材育成や、外部コンサルタントへの費用、となります。

[4.継続性]

「Web広告」継続的な広告コスト
広告は出し続ける事が検索結果の維持になります。一時的なキャンペーンで売上と知名度をあげようという施策は上手くいかないでしょう。理由はエビングハウス忘却曲線にあるように、人間は忘れっぽい生き物だからです。

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広告により、検索エンジンで目立つ為にはカネが必要です。中小企業の皆様には長期的に見て良い施策では無いことがおわかり頂けると想います。

SEO対策」:継続的に、顧客が求める有益なコンテンツを発信するコスト。
SEO対策は検索エンジン顧客が見つけやすい検索順位を保つ事が目的ですので、定期的な自社情報の発信、継続的なSNS発信、長期的な自社サイト改善計画の遂行が必要です。

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また、広告と違うのは、自社のホームページの価値を評価をするGoogleの仕組みは人間ではないので、忘れっぽくありません。一度「これは良いサイト!」Googleの仕組みに理解してもらえれば更に来客数が増え、更にGoogleの評価が上がる良い循環のスパイラルに入ります。

[総論]

「Web広告」SEO対策」は、検索エンジンの目立つ場所に自社の情報を見せる、という目的では一致しています。

・但し中小企業にとって問題なのは[コスト]です。「Web広告」は広告を出し続けないと検索エンジンからの継続的な来訪者確保が出来ません。故にランニングコストが問題で、高額な広告費を捻出し続けれる大企業が有利な舞台です。

・一方SEO対策」はWeb開発時にルールを策定すれば、あとは御社が顧客に提供できるベネフィットを定期的には発信し続ければよいのです。故にイニシャルコストが課題です。こちらもノウハウを持つ大企業が有利な舞台。

・では中小企業は大企業に「Web広告」でも「SEO対策」の舞台でも負けっぱなし、検索結果は下位のまま...にはGoogleはさせないようです。Googleは企業の規模より、顧客が求める情報を提示する方針だからです。答えは「ローカル検索」。詳しくは次回!

 

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