二酸化炭素濃度測定器 X MONITOR(エクスモニター)が飲食業を救う!
なぞかけ
コロナ後の繁華街の客足とかけてエンジェルズ大谷選手と説きます。その心は「盛り上がるには"大谷"がある」。
緊急事態宣言明け繁華街の客足予想。
繁華街の客足を伸ばすには大きな谷を越えなければなりません。
客にもう大丈夫と思わせることです。それはコロナをどう捉えているかにより戦略が異なります。
そんなのは行政の仕事じゃない、投げやりの飲食業経営者は、このコロナサバイバルには生き残れません。
さてどうすればよいか?客のコロナの捉え方はキャズム理論をもってご説明します。
勝手に戻ってくる客は16%。
イノベーターとアーリーアダプターは「国が解除したからいいやろ」と盛り場に喜々と戻っていく勢。 この辺は無策でも「盛り場が好き勢」なのでホイホイ来店してくれます。 しかしキャズム理論でいうと、客総合計の16%。これじゃ商売になりません。
残りの68%は無策では戻らない。
アーリーマジョリティやレイトマジョリティの68%は、「まずは様子見や」と簡単には盛り場に戻ってきません。 68%という文字通りマジョリティ。多数派を盛り場に戻すことが、飲食業の経営改善につながるのですが、 このマジョリティたちは「安全」が保障されないと足が重たい勢。
残念ながら16%は店には戻ってこない。
ラガードの16%は、残念ながらあなたが手を尽くしても「国なんて信用ならんわ」と盛り場に戻らない勢。 元々客だったので、宅配デリバリー系には反応する可能性があります。商流変えてフォローするべし。
68%を盛り場に戻すには?
私自身がマジョリティなのでよくわかるのですが、以下が大事。 つまり安心を示せるかにかかっています。
適切な換気を定期的に実施すること。
衛生管理を適切にこなすこと
密ではないことを定量的に示すこと 1と2は既に大半の店で実施済。であれば、あなたの店が新しくできることは3の「密ではないことを定量的に示すこと」です。 シンプルに言えば「ウチの店は厚労省の指標であるCO2濃度1,000ppm以下にするように換気しています。」と示せばよい。 これだとマジョリティにグッとくる示し方。
厚生労働省の推奨方法
冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法には、このように書かれています。
必要換気量を見たしているかを確認する方法として、二酸化炭素濃度測定器を使用し、室内の二酸化炭素濃度が1,000ppmをこえていないかを確認することも有効です。(https://www.mhlw.go.jp/content/000698868.pdf)
二酸化炭素濃度を測る方法
方法1.簡易的な二酸化炭素濃度測定器を店に配置する
私が買ったのは「X MONITOR(エクスモニター)」というCO2濃度測定器。デザインもGood!!
700ppm未満だと上部がグリーン、700ppm以上1500ppm未満でオレンジ、1500ppmだとレッドになり、直感的にわかりやすいユーザビリティ。 バッテリーは液晶表示常時ONで 弱点は、空気を測定する機器であるために、汁や油が飛び散るカウンター周りの設置に向かないでしょう。 防塵防滴ではないわけです。もともと安いものなので、CO2の正確な測定は期待しない方が良いです。 またバッテリー駆動なので、いちいち充電の手間が発生します。 但し、バッテリーの持ちは悪くなく、常に液晶電源ONで実験してみると12時間で電池メモリが1目盛へる程度。残り2目盛。1日の営業には耐えうるバッテリー性能です。
方法2.二酸化炭素濃度測定器で1週間計ってみる
外部業者に依頼して1週間の二酸化炭素濃度の経過をモニタリングします。 これは余計な測定器を飲食店が買う必要なく、1回きりのコストで対応可能。 大体1週間を回してみて、店内のCO2濃度を見れば十二分。
もし札幌の飲食店さんであれば、右の登録フォームからお申込み頂けましたら 小職でも対応可能です。ぜひご気軽にお問合せください!
終わりに
飲食店には厳しすぎるコロナ禍からの巻き返しには、1にも2にもこの店は大丈夫と思わせる安心感が大事です。安心感の定量化にCO2濃度の活用は有効です。ぜひお試しください!
但し過信は禁物。二酸化炭素濃度1000ppmを下回っているからバカ騒ぎをしてもコロナにならないわけじゃないです。バカ騒ぎすればコロナ罹患リスク大。あくまで人の密を定量的に計る指標にすぎませんのでご注意を。