空飛ぶITコンサルタント

中小企業診断士が「AI」「パン」「補助金」について語ります

いよかんを食べながら思ったコト

ヨシダです。
愛媛産のいよかんを食べながら更新です。


金型工場の岡野さんが書いた本を読んでいますが、その一節に、
「トラックで運ぶような仕事は、どうしても人件費の安い国に移ってしまう。
精密な難しい技術の商品を作る事でしか、中国や東南アジアの国々と勝負出来ないって事なんだよ」
とあり、なるほどその通りだな、と感心しました。


これは国家レベルの話ですが、身近な所にもあるような気がします。
私が夕ご飯を食べるコレド日本橋の下にも「Precce」(東急ストア系の食品専門館)がありますが、
置いている青果は殆ど国産、もちろん単価も高いのです。
デコポンが高すぎて買えません...)
立地上、郊外のスーパーのように大量に商品を捌けない為、
品質も値段もコダワリの品で勝負を掛けているのが分かりますね。
ベジフルセブンが印刷されたラッピングのサラダもありますしね。


日本の農家さんもそうなるのでしょうか。
巷では大規模化による効率化がが農家を救うと言われていますが、
現場に関係している私からすると、それは必ずしも答ではないですね。
大規模化は有ってもいいですが、地域によって合う合わないがあります。
北海道であれば合うでしょう。平坦な耕地が広がっていればの話です。
山坂でひっそり展開している地域においては、その大規模化は夢の話です。


私は日本の農家も、今まで以上に品質を追求していくべき、と思いますし、
マーケティングや食生活の啓蒙に励む事が必要と思います。


ではでは