Zoom勉強会主催で見えた主催者チームの役割
先週の土曜日Zoom勉強会主催を行いました。非常に刺激的でした。
そして主催者を経験する事で見えてきた景色があります。
今日は主催者チームの編成です。
下のwordcloudは、勉強会のチャットを形態素解析してまとめたものです。
表現方法に一工夫する事が簡単に出来るのもオンラインのメリットです。
・役割が多く主催者チームが必要
リアルの勉強会で主催者1名で切り盛りするのは相当大変です。
「いや、ワシは一人でやっている!」という「勉強会は講師1名、他は参加者」みたいなカツカツでリアルセミナーを対応している方が多いのは確かです。
しかしオンラインの勉強会主催は、リアル以上に役割が多いです。
1人じゃ無理ゲーです。Zoom飲み会だけです、1人でコントロールできるの。
そのリアルの勉強会イメージをオンラインに持ってくるから、オンラインの勉強会は難しさを感じるのかもしれないと考えます。
・理想のオンライン勉強会主催者チームの陣容
Zoomでオンラインセミナーを開く時、以下の主催者チームが必要です。
参加者にリアルと同じような満足度の高い学びの場を提供する場合に必要、と考えてください。
1.メインスピーカー
進行と場のコントロールを担うスピーカー役。
条件として「ある程度のITスキル」と「途切れない安定したインターネット回線環境」「ハイレベルのファシリテーション能力」が必要。メインファシリテーターが回線不良起こすと台無しになるからねー。また、リアルより場のコントロールが難しいから、ファシリテーション能力は不可欠。
Webカメラも重要。メインファシリテーターは綺麗にカメラに映っていて欲しいよね。
2.オンラインオーガナイザー
Zoomの機能を管理する裏方役。たまに喋る役回りもあり。
ブレイクアウトセッションのバランスの良いチーム割り。チャットの管理やメインファシリテーターにつないだりする。縁の下の力持ち。勉強会の趣旨をしっかり理解して、なおITスキルに優れている必要あり。
またwordcloudとかを使って可視化するのも役回り。オンラインの勉強会は勉強会した気になるけど、ホワイトボードとかのアウトプットが乏しい。そこを補完してやるのも役割。
3.桜
オンライン慣れしていない参加者を引っ張る大事な役回り。
こちらは勉強会の趣旨をしっかり理解し、かつオンライン特有の沈黙が発生した時に素早く挙手とか話題振りが出来る瞬発力が必要。ITスキルは不要、ポジティブさが大事。
せっかく事前に練ってきた問も結構肩透かしに合うことも多く、「リアルなら絶対響く質問なのにー」と地団駄踏んでも、オンラインなら自分の部屋がうるさいだけ。そんなリスクを回避するために、桜を仕込んでおき、お手本を見せると議論も活性化する。
主催者チームというより、参加者の中で親しい方にお願いするのも良い。
以上です。