空飛ぶITコンサルタント

中小企業診断士が「AI」「パン」「補助金」について語ります

30%減塩で健康に優しいカップヌードルライトのような商品がカップ麺の主流になる!

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
にほんブログ村

1.1日の塩分摂取目標「5g」を1杯で満たすカップ麺

今日はカップ麺の話。コンビニに行けば棚の結構な面積をカップ麺が占めています。何故か?答えは簡単、売れるからです。日本人は早くて安くて美味しいカップ麺をこよなく愛してきました。最近日本全体の経済が地盤沈下しつつある中、安いカップ麺の地位相対的に上昇してきています。ここはカップ麺をを考える上で見逃せないポイント。

私も週に1回の約束を守りカップ麺を食べています。少々仕事の締め切りに追われており、ラーメン本気で作れば数十分の調理時間がかかりますし、店で食べれば1000円近くのお金が吹っ飛んでいきます。そもそもラーメン食べたら店のラーメンもカップ麺も塩分5gなんてあっという間。だったらカップ麺でいいや、という選択でスーパーに行くと、減塩のカップ麺が。

f:id:yoshidaagri:20200211125658j:plain

少々前にホットヌードルのはま塩味が、塩分少ないなーという印象でしたが、カップヌードルブランドでも減塩プロダクトがあるのですね−。と数個購入。

 

2.いざ試食!味は問題ない。

実際ふたを開けてみると、普通のカップヌードルと変わりない見栄え。

f:id:yoshidaagri:20200211125733j:plain

いつもどおりの謎肉、卵、エビがお出迎え。

お湯を入れて数粉待つといつもどおりの香りのカップ麺。

f:id:yoshidaagri:20200211130306j:plain

食べてみると、少々薄味。でもお湯を入れすぎたときの薄味と違い、香辛料や出汁の風味はそのまま。醤油が少ないといった感じ。

f:id:yoshidaagri:20200211130337j:plain

麺の食べごたえも十分。これで体に30%塩分のダメージが少ないなら、普通のカップヌードルである意味はないなーと言えるほどの一品。

3.考察

日本高血圧学会は、1日の適量塩分を「5g」としています。

 高血圧の治療においては食塩制限が重要で,日本高血圧学会は1日6g未満を推奨しています。食塩と高血圧の関係はよく知られていますが,食塩摂取量が非常に少ない地域では高血圧の人はみられず,加齢に伴う血圧上昇もほとんどないことが示されています。食塩制限は,正常血圧の人にとっても,高血圧の予防のために意義が大きいと考えられます。

塩分の過剰摂取は皆さんご存知のように高血圧に悪い作用を及ぼします。

また血中塩分濃度を調整する腎臓にも負担がかかると言われています。

日本では塩分の摂取がまだ多く,一般の人の食塩摂取量について,男性は1日8g未満,女性は7g未満とされていますが,欧米のいくつかの国では,一般の人にも6g未満を推奨しています。また,世界保健機関(WHO)も,すべての成人の減塩目標を5gにしました。  

一緒に働く中国人の同僚は「日本の食事しょっぱいヨー」というように、個人差もありますが塩辛い食べ物をそれなりに食しています。

ただし未だにスーパーに行けば店舗什器の1枚はカップ麺とインスタント麺で占められている店も多く、保存が利くら災害にも強いので、ちょっと大きな揺れがあると品薄状態になるカップ麺。まあつまりこういうことです。

今を生きる上でのメリットデメリットを上回っている

だから日本高血圧学会が日々警鐘を鳴らしても、日本の国民はカップ麺を食べ続ける訳です。カップ麺より以下の要素で強みを兼ね備える食材が無いから。

1.長期間保存が利く

2.調理時間が短い

3.適度な味

4.安価

この条件を兼ね備えて、塩分が少ない食品が登場したら、カップ麺なんて市場から駆逐されるわけです。

但し日本高血圧学会の「5g」というのは非常にナンセンスです。私ならこうします。

「塩分の許容量は個人差がある。自分の血圧を成人は個人で管理し、塩分と血圧のバランスを長期的視野で見る必要が有る。個々人の責任の中で塩分と健康のバランスをモニタリングしながら健康管理をすべきである。」

血圧を簡単に常時モニタリングできるスマートウォッチを装着したりするのがモニタリングの近道です。まあ、サムスンのスマートウォッチが血圧測定機能をを持っているのですが日本では使用できない。これは糞です。もたついているうちに主要な特許が海外勢独占、といった構図にならないようにして頂きたいです。

もう少し小さくしてスマートリングで測定できるようになれるとよいですね。

aizine.ai

 

以上です。

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
にほんブログ村