【使用レビュー】実質5,000円で買えるsony のオープンエアー型bluetoothイヤホン「sbh82d」はながら聞きに最適!
SONYのオープンエアー型イヤホン「sbh82d」をご存知でしょうか。
耳に掛ける形式のオープンエアー型のイヤホンで、耳を塞がないタイプのイヤホンです。耳ごと被せるヘッドホンや、耳に差し込むカナル型イヤホンと違い、外界の音が聞こえるタイプのイヤホンが最近流行ってきています。その中でも今日紹介するのは、実質5,000円で買える「sbh82d」です。メリットとデメリットを紹介します。
メリット:
1.医療機関/調剤薬局での待ち時間の「ながら聴き」
カナル型イヤホンやヘッドホンといった密閉型のオーディオ機器は、病院や調剤薬局で「某さーん」と呼ばれても気づきません。電子掲示板がある医療施設でも、表示に集中するのも面倒です。
SBH82Dは筆者が病院の待合、調剤薬局で試してみましたが「某サーン」の呼び声は全く問題なく聞こえました。調剤の薬の説明を受けてるレベルであれば問題なし。これはオープンイヤー型の本領発揮でしょう。
2.骨伝導と比べて自然かつ耐久性が高い
骨伝導ヘッドホンが「ながら聴き」オーディオ機器の対抗馬になりますが、あの仕組み、頭部への密着度が音量の条件になる為、頭部ホールド感が少々気になります。 またホールドを維持する為のアームがまた面倒。冬になりコートのフードが恋しい季節ですが、フードとアームが干渉するのも頂けません。 SBH82Dはネックレス型なので、ホールド感もフードへの干渉も無いです。マスク、ニット帽子にも干渉しません。
3.安価
SDH82Dは2019年12月時点で売値7,000円弱と安く、またキャッシュバックキャンペーンにより実質5000円台です。急ぎましょう!
デメリット:
密閉型のメリットはオープンエアー型のデメリットです。
1.屋外の喧騒に弱い
普通の交通量を持つ2車線の道路で信号待ちをすると、車が発するエンジン音とロードノイズでとても聞こえ難い。でもコンテンツ次第で、ボソボソ話す深夜ラジオっぽいコンテンツは100%ロードノイズで吹っ飛んでいきNG。全く聞こえないです。一方ラジオニュースのような伝えやすさ重視のコンテンツはロードノイズに負けず聞こえます。
2.電車はNG
私は都内にいても田舎にいてもトコトン電車への乗車を嫌い、片道5km圏内なら徒歩を心がける異端児なので問題ないのですが、通常の皆さんは電車に乗りますよね?オープンエアー型は音を遮るものが無いので電車は音漏れ...ではなく、耳元から音が出ています。要注意。というか多分使わないほうが良いです。
3.ホールド感
ホールド感が無いので、激しい動きを伴う作業には、このイヤホンは向きません。 ウォーキングや、調理、洗濯、北国の雪かき程度の動きは問題ないですが、頭部を激しく動かすランニングなどはプラプラして無理があります。
SBH82Dが向く生活シーン
1.乳幼児子育て中のママパパ
小さなお子さんを気にかけながら音楽や英会話の音源を聴きたいママパパに向いています。 子供が泣いていたり、トラブルを起こしたりした時に聞こえる音をオープンエアー型のSBH82Dは遮りません。安全安心に子育てしながら「ながら聴き」出来るのはメリット。
2.周りを気にしながら作業する方
徒歩での通勤が該当します。密閉型で自動車や自転車の接近に気づける人はニュータイプです。通勤中にあふれる危険を回避するにはオープンエアー型が向いています。 また、北国特有の除雪作業中も良いでしょう。除雪作業中は、近所の住人の除雪機や除雪用大型車両が危険ですが、両方とも大きな音を出します。これまたSBH82Dはすぐ気づけます。
3.議事録のテープ起こし
会議の後のテープ起こしにも向いているでしょう。周りの同僚からの呼びかけに対応出来つつ、議事録の音源は耳元でながら聴き出来ます。通常通り、周りに気を配りながらテープ起こしも出来るのはオープンエアー型の特権です。
以上です。