札幌市円山産の春菊を頂く
札幌市円山といえば、札幌市で一番住みたい街ランキングで常にトップをひた走る(はず)の街です。
円山のイメージは、おしゃれなカフェと飲食店、飲食店、円山公園、動物園、北海道神宮といった感じでしょうか。
但し、円山で生まれ育った私は、昔からそんなおしゃれな街だったか、と聞かれると違う、と答えます。家の周りはまだ細々と営農している農家があった程です。円山百年史を図書館で借りてみても旧円山村は畑だらけ。円山のオシャレなイメージは、円山公園や神宮がバックボーンとなっているにせよ、まだまだ歴史の浅いものという認識です。
さて、円山で私が知る農家で、自宅用の野菜しか作っていない近所のおばあさまから「札幌円山産春菊」を頂戴しました!
これは貴重じゃないですか、どこにいっても手に入らない札幌市中央区のフレッシュな野菜ですよ。家庭菜園じゃない、元プロの野菜。これはどこにいっても手に入らない!ラッキーです。
札幌市円山産春菊のお粥 posted by (C)ヨシダアグリ
土日に東京に出張して、胃に悪いものばかり食べていたので、早速お粥にして頂きました。七草粥ならぬ「一草粥」
春菊はカロテンの含有量が多いです。カロテンは加熱することにより、総合的に摂取できる量が多くなると言われている機能性栄養素です。またカルシウム、鉄も野菜としては比較的(あくまで比較的)多く含まれています。
代表的な生産地は、千葉、大阪、茨城、群馬、福岡などの都市近郊に集中しています。
鍋に入れるのが春菊のイメージですが、含有栄養素が油と親和性が高いものが多いので、炒め物にも向きますね。私も先日ベーコンと炒め物にしてお弁当のおかずにしました。
やっぱりロジスティクを通っていない野菜はいいですね。贅沢。
写真:LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA OIS