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唯一食品を求めて 千葉県柏市 ネイモ その2

ネイモを求めて柏に向かう寄り道に、我孫子の直売所「あびこ農産物直売所」にいった話です。
手賀沼ふれあいライン沿いにあり、駐車場70台分が準備されている直売所です。

(ここは車で来るところだな...)ようやくつきました!
あびこ農産物直売所は、平成19年にオープンしたばかりの新しい直売所のようです。
当然北海道の直売所と違い、年中営業タイプ。千葉は東京という商圏があるので、ありとあらゆる作物がならなんでいますね。
柑橘類は四国の方を仕入れているように見受けられましたが、殆どは地場産。

(千産千消)北海道もそうだけど、千葉県も県内で県民の全ての食をまかなえる食料自給率なんじゃないのかな。
実際調べてみるとカロリーベースでの千葉県の食料自給率は、なんと29%。解せぬ。ちなみに北海道は192%だそうです。(wiki参照)

(直売所内の撮影は控えました)写真撮影などを気にする農家さんもいるはずですので。
あびこ農産物直売所の運営母体は財団法人我孫子市あゆみの郷公社、ホームページの所在が我孫子市なんですけど所管は知事となっています。
敷地は200平方メートルと、直売所としては中規模でしょうか。直売所に入るとなんともいえない焼き芋の香り。これはたまりませんね。
季節柄、菜花やホウレン草(ハウス物かな流石に)等、春を感じさせてくれる野菜が揃っていました。白菜が持つところ付きのビニル袋にひとつずつ入れられていました。これは便利。買ってそのまま持って帰れる。北海道の感覚で見てみると、根生姜や大和芋が比較的安値だったのが気になりました。北海道に来るとこの値段では買えないw。鶏卵やお手製の惣菜、加工品が少々といったラインナップ。
我孫子は白樺文学で有名な志賀直哉武者小路実篤らが、手賀沼近くに居を構えた事で有名のようですが、「白樺カレー」なるものも売っていました。
私は旬のタケノコを購入しました。タケノコにすら生産者の名前が記されているのには多少の驚き。タケノコを掘り起こした人かな。

(近くの和菓子店のワンコ)お昼寝
目的であったネイモはここの直売所では夏ぐらいに少しだけ来るということ。ちょっと時期ではなかったようです。
ここの直売所の責任者の方は非常に親切な方で、どこの馬の骨とも知らぬ私の質問にも親切丁寧に答えてくれました。苦労されていることは直売所共通の悩みである「品揃え」。どうしても直売所に出品している農家さんではまかない切れない時、まず県内近隣からの仕入を考えるようですが、仕入単位が大きすぎて安易に仕入れれなかったり、小ロットの仕入に宅急便等を使ってしまうと物流コストがかさんでしまう、しかし店の品揃えとのバランスを考えると云々。うーん、小売は大変。

続きは明日。