今月の読んだ本
池波正太郎氏といえば「鬼平犯科帳」「真田太平記」「剣客商売」といった長編が代表作じゃないでしょうか。
私は、初めての池波正太郎氏の作品は「散歩のとき何か食べたくなって」という食のエッセイ。
- 作者: 池波正太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1981/10/27
- メディア: 文庫
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それが「真田騒動」。代表作は長すぎるので短篇集。
- 作者: 池波正太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1984/09/27
- メディア: 文庫
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。他の作品は、作品としては分かれているのもの、同じく信州松本藩のお話というところでは一貫しており、登場人物もラップしており、1つの作品として読んでも良いくらい。
また、日本の戦国・安土桃山時代の真田といえば「昌幸・信繁(幸村)」親子が有名で人気が高いが、本作品では彼らは登場せず、信繁の兄、信州松本藩の祖、信之が結構顔を出しているのがまた良いです。