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中小企業診断士が「AI」「パン」「補助金」について語ります

顧客のベネフィットを菓子パンを食べながら考えるの巻

ヨシダです。

今日は張り切っています。何故ならお題の「菓子パンのベネフィット」を、少なくとも日本のweb上で語る人物は私しか居ないからです。これは日本のパイオニア

f:id:yoshidaagri:20180329070137j:plain(左上にパジャマ嫁の足が写り込んでいるのはご愛嬌)

 

1.菓子パンが提供するベネフィットはなにか?

上の写真が、私が菓子パンのベネフィットを考え始めたトリガーです。

「自家製カスタードを使った大きなエクレア」山崎製パン株式会社

この自家製カスタードというフレーズに引っかかるのです。自家製をアピールして何を消費者に訴えたいのか、消費者がカスタードが自家製になることでプラスになるベネフィットはなにか?そもそも菓子パンのベネフィットはなにか?とぐるぐると考え始めたわけです。

まず原点だな、とヨシダが考える菓子パンのベネフィット「価格の安さ」「ハイカロリー」「手軽に手に入る」の3つです。

 

2.ベネフィットその1「価格の安さ」

これは外せないベネフィットでしょう。お金がある方は菓子パンを買わずにパン屋にいくでしょう。味では街のパン屋、もしくは洋菓子店には勝てないからです。あえて菓子パンを買うのには、価格の安さは外せないでしょう。

 

3.ベネフィットその2「ハイカロリー」

時代を逆行するようですが、菓子パンの購買客って、限られたお金で極力お腹を満たしたい人が多いと考えます。菓子パン購入者がパン屋のように5個も6個も買う姿は、中々お目にかかれません。油も砂糖もたっぷり!いや上等だ!という世界が菓子パ評と考えます。

 

4.ベネフィットその3「手軽に手に入る」

この手軽さは、菓子パンにおける重要なベネフィットでしょう。コンビニでもSCでもGET!チャネルが多くて手に入りやすいところが魅力的ですよね。

 

5.「自家製ホイップを使用」の評価

以上から、菓子パンの顧客は「自家製だろうが他社製だろうが、カロリー取れればいいじゃない」「自家製ホイップにしたら味代わるの?」という疑問が湧くのではないでしょうか。私がそうです。

逆に、今まで「他社製のホイップ使っていたのか、なんか感じ悪いー」みたいな漠然としたネガティブイメージを連想させる可能性もあるので、パッケージデザイン担当者は本当に熟考したのか疑いたくなります。リスキーですよね。以上から「自家製ホイップを使用」は宜しくないアピールだと考えます。

6.ならばどんなアピールが良いのか。

私がいいなーと思ったのはこのパン。

f:id:yoshidaagri:20180330081201j:plain

いかがでしょうか。菓子パンは菓子パンの市場、顧客をよく理解して、シンプルなアピールが良いですよね。

以上です。最後に補足を。

「自家製カスタードを使った大きなエクレア」山崎製パン株式会社

非常に美味しかったです!ありがとうございます!

 

 

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