Zuppa di Lenticchie!!(レンズ豆のスープ)
昨日ダルカレーを料理して余ったレンズ豆をどうしてくれようと考えていた所、レンズ豆のスープが世界各地で伝統料理っぽいので、少し調査しました。
世界の食べ物 メルジメッキ・チョルパス(レンズ豆のスープ)
トルコでは羊スープに、漉したレンズ豆を加えてポタージュ状にするようです。
ショルバ・アッダス(レンズ豆のスープ)
中東やアフリカ諸国では、裏ごしして固形スープで味付けするものがポピュラーのようです。
パリップ(レンズ豆のココナッツ煮込み)
インドやスリランカ、ネパールですと、案の定ターメリック等スパイスが加わって自然とダルカレーになります。
Zuppa di Lenticchie 〜レンズ豆のスープ〜(今回のレシピはこれ!)
イタリア・フィレンツェのトスカーナ料理は、レンズ豆を下ごしらえ無く豪快に土鍋で煮こむようです。シンプルな料理はトスカーナ料理共通のもので、イタリアでも一番豆を好むのもトスカーナ州のようです。(参照:http://cit-link.amozy.com/toscana.html)
我が家の調理法も、トスカーナ流としました(理由:料理法がシンプルだから)。豪快に日本の土鍋でスープを作ります。
(イタリア土鍋ではなく日本の土鍋...)見かけは石狩鍋の装い...シラタキの予感
(中はトスカーナ)でも、中身はオリーブオイルとガーリックの香り漂うトスカーナ。
(光源が綺麗)スープに反射した光が綺麗だったもんでボケたまま一枚。
(絶品)レンズ豆の本気を見た感じがします。
レシピには塩とコショー以外特別な味付けも無かったので、コンソメを加えてアレンジしたのですが、サラッとして、かつ深い味わいが出るレンズ豆の味をさらに引き出す事に成功。薄味であっさりした中に確かな食べ応え。レンズ豆が優秀な食材であることを実感しました。世界の広範囲で食されているだけあるなぁ、と。
鶏肉も近所の野菜ソムリエのスーパーで購入。大手チェーン小売店の肉とは一味違う鶏肉が、土鍋に煮こむことによってホロホロに。これもGood!!
シンプルな味付けで、満足のいくものが作れてヨカッタ。