空飛ぶITコンサルタント

中小企業診断士が「AI」「パン」「補助金」について語ります

真冬の登別温泉その1

今週は骨休めに登別温泉に行ってきました。
登別温泉は、リクルートじゃらん集計の2009温泉大賞の
もう一度行きたい温泉地ランキング:4位
満足度ランキング:1位
と評価が高い温泉街です。しかし「もう一度行きたい温泉地ランキング」で少し順位を落とすのは、温泉以外の周辺コンテンツが乏しい事を示唆しているような気がします。


さて、道中ですが、折角北海道胆振地方に出向くので、伊達市の方まで足を伸ばしました。
伊達市は独眼竜で有名な伊達政宗の従兄弟に当たる「勇武無双」伊達成実の系譜で、戊辰戦争で朝敵とされた宮城県亘理伊達家が開拓した街です。最近では伊達ウェルシーランド構想で高齢者に優しいまちづくりを展開しています。

さて、今回のレンズは PENTAX FA 35mm F2 AL。子供がそろそろ出来るので、室内撮りでも明るいレンズを去年中古で購入していました。本当はTAMRON SP AF28-75mmF/2.8 XR(A09)をデビューさせたかったのですが、まだTAMRON修理から帰ってきません。残念。
よって以下全てPENTAX K200D + PENTAX FA 35mm F2 Aです。


(有珠山)電線が邪魔です。有珠山の天気もよくないですし。

(洋麺茶屋牧家 伊達店)伊達市への目的の1つめはここ。
札幌北野通、西岡にカフェやレストラン、冷やした大理石の上でジェラートをアレンジするスタイルのアイス屋さんも大丸札幌店に存在、新宿三越にも去年から出店している。最近知名度が上がってきている牧家の生産拠点伊達市のお膝元です。

(帆船を撮る)逆光でもソコソコ。
店内は昼時ともあって満席。伊達市は37,000人の市ですが、家族連れやカップルやらでごった返し。

(きのこスープ)メニューは自慢の乳製品を使ったものが多いですが、キノコも目立ちました。
キノコのメニューが多いのは、2006年に伊達市と合併になったキノコ王国大滝村の影響があると勝手に予想。

(Boccaサラダ)サラダの上にのっているのは玉子豆腐

(キノコと大根おろしの和風パスタ)大根おろしに揚げ玉が混ぜられていました。スプラウトも添えられてさっぱり。
伊達市に来た目的はもう1つあって、牧家の伊達牧場には乳牛が搾乳する姿を、ガラス越しに見学出来るミルキングパーラーが高台にあります。
搾乳自体は16:00からなので、時間の都合上見学は無理だと思っていましたが、新鮮な乳製品が手に入りそうだったので出向いてみました。

(一面の冬景色)牧場に向かう頃から天気が悪くなってきました。
夏に出向くと牧歌的風景が広がってそうな所ですが、今年は雪が近年稀にみる多さで一面の雪模様。
確かに胆振地方の太平洋側は、寒さも北海道としては程々、雪はホウキではけば除雪はおしまい、と話に聞いていましたが、出迎えてくれた牧場長さんによれば「今年は豪雪で牧場へ辿り着けない事も数日ありました」という異常気象だったそうです。また「例年に比べて寒暖の差が激しいです。例年であれば牛たちを日中放牧しているのですが、最近は冷える時はマイナス10度以下、牛の乳房が凍りついてしまうことがあるので牛舎の中です。」と丁寧に説明して頂きました。ふうむ。

(boccaミルキングパーラー)りっぱな建物。天気が良ければスカッと抜けた青空に映える。曇っていたので構図も適当。

(入り口)牧場隣接とあって牛舎の匂いもあって実感がわく入り口。
この施設は食育を重視した説明や張り紙、POPがあって、小学生の見学にはもってこいの施設。読んでいて勉強になります。
夏場は無休ですが、冬の閑散期は土日のみ。牧場ですから仕方ないですね。

(サービスで頂いた2品)しぼりたての牛乳と、大滝産アロニエ入りヨーグルトドリンク
しぼりたての牛乳は市販のとは比べ物にならない程の喉越しの良さ、キレがありますね。ビールみたいな表現になってしまいましたが、これと比べると小売店にならんでいる牛乳は牛乳というかなんというか、フードマイレージの関係上仕方ないのでしょうが、やはり隣の牛舎で絞りました、という牛乳は全然違いました。
大滝産アロニエは一般的なブルーベリーより数倍のアントシアニンを含むベリー種です。googleで検索するよりもyahooで検索する方が情報の質が上でした(googleさんには「もしかしてマロニエ」とあしらわれました。)この1品も素晴らしい。
結局アイス2つとヨーグルトドリンクを購入して帰りました。



(登別地ビールとヒグマガラナ)印象的なパッケージング
3時に宿をチェックインしていたので、牧場からはまっすぐに登別温泉へ。登別温泉は温泉街全域に硫黄の匂いが立ち込めます。定山渓はこうは行きません。チェックインして地ビールを楽しみながら一休み。

(次回に続く)