空飛ぶITコンサルタント

中小企業診断士が「AI」「パン」「補助金」について語ります

日本ファシリテーション協会(FAJ)の全国シンポジウムは驚きの連続だった!

ヨシダです。
日本ファシリテーション協会(FAJ)に入会し、全国シンポジウムに参加しました。

FAJシンポジウム2018

FAJシンポジウム2018
気づきが3点ありましたので、まとめます。セミナー参加の心得のようなものです。 

1.参加して気付きで終われば「自己満足」

セミナーで刺激を得て「これはすごい!メモメモ!」だけでは意味がありません
刺激や気付きを得た後「じゃあ何が出来るか?何に活かせるか?次はどう変えればいいか?」を、勉強会参加後の疲労感の中で頑張って考える事が重要です。
受講側だけではなく、発表者側も同様ですよね。これを疎かにすると、勉強会やイベントは発展しないし、効果も期待できないという気づきを得ました。
フィードバックを得るためにアンケートを取るセミナーや勉強会は多いとは思いますが、収集した情報を統計化した上で、定量データとして活かす行動を、ちゃんととっているのか、自問自答しました。
 

2.興味があること以外のセッションに飛び込んでみるべき!

 
普通の人(という表現が正しいか置いておき)は、興味のあるセミナーを受講します。私は真逆で、普段興味を持ったことのない「災害支援」のセミナーに参加し、現在進行系で活動されているボランディアの方々の熱意に触れて、ITをどう災害支援に役立てるか?といった問を得ることができました。

FAJシンポジウム2018「災害支援」のひとコマ

FAJシンポジウム2018「災害支援」のひとコマ
私が聞いたのは福岡県朝倉市集中豪雨の災害ボランティアの話。彼らはよくテレビに出る被災者の近くで活動する「最前線」での活動ではありません。
情報共有会議で数多いるNPOなどの災害ボランティア団体の間行政との間情報流通を活性化したり、コンフリクトを解決する手助けをファシリテーションの手法を使っている、という話でした。

活動されている方が言っていましたが、「1年経てば風化する」。痛ましい災害に心を痛めても、災害地の距離に比例して人は忘れていくものだな、と。

問は2つ。1つ目は実際の災害を目の当たりにして私の強みであるITは何をすることができるか、2つ目はいい意味で風化させないためにITは何が出来るか。   
 

3.でも「自分の強み」を強化するネタは探しましょう。

あらかじめゴールドラット博士の理論「TOC」に興味があり、研究会の発表に参加しました。結論「いやー良かった!」

TOCは「ザ・ゴール」を見れば工場のスループットボトルネック解消が全体最適化につながる理論ですが、何もボトルネックを抱えている現場は工場だけではありません。でもTOCを学びたいけど良い書籍も分からなければ、勉強会も分からない、といった現状を、勉強会は一気に解決してくれました。
・TOCfEという考え方を理解する。
・TOCfEの国際認定プログラムを知る。
・勉強会の存在を知る。
・入門書籍の紹介を頂く(ザ・ゴールではない)
 
「時間も空いたしパネル発表も見ようかな」というActionがまた人とのつながりを生み、発見が生まれる。こんなに嬉しい事はなかなか無いですね。
 
以上です。FAJでは社会の立場や肩書は関係ありません。
新たな発見を希望であれば、ぜひ体験参加してみてはいかがでしょうか。
体験参加は各拠点ごとに申し込めます!

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