日本ファシリテーション協会(FAJ)の全国シンポジウムは驚きの連続だった!
ヨシダです。
日本ファシリテーション協会(FAJ)に入会し、全国シンポジウムに参加しました。
気づきが3点ありましたので、まとめます。セミナー参加の心得のようなものです。
1.参加して気付きで終われば「自己満足」
セミナーで刺激を得て「これはすごい!メモメモ!」だけでは意味がありません。
刺激や気付きを得た後「じゃあ何が出来るか?何に活かせるか?次はどう変えればいいか?」を、勉強会参加後の疲労感の中で頑張って考える事が重要です。
受講側だけではなく、発表者側も同様ですよね。これを疎かにすると、勉強会やイベントは発展しないし、効果も期待できないという気づきを得ました。
フィードバックを得るためにアンケートを取るセミナーや勉強会は多いとは思いますが、収集した情報を統計化した上で、定量データとして活かす行動を、ちゃんととっているのか、自問自答しました。
2.興味があること以外のセッションに飛び込んでみるべき!
普通の人(という表現が正しいか置いておき)は、興味のあるセミナーを受講します。私は真逆で、普段興味を持ったことのない「災害支援」のセミナーに参加し、現在進行系で活動されているボランディアの方々の熱意に触れて、ITをどう災害支援に役立てるか?といった問を得ることができました。
私が聞いたのは福岡県朝倉市集中豪雨の災害ボランティアの話。彼らはよくテレビに出る被災者の近くで活動する「最前線」での活動ではありません。
活動されている方が言っていましたが、「1年経てば風化する」。痛ましい災害に心を痛めても、災害地の距離に比例して人は忘れていくものだな、と。
問は2つ。1つ目は実際の災害を目の当たりにして私の強みであるITは何をすることができるか、2つ目はいい意味で風化させないためにITは何が出来るか。
3.でも「自分の強み」を強化するネタは探しましょう。
あらかじめゴールドラット博士の理論「TOC」に興味があり、研究会の発表に参加しました。結論「いやー良かった!」
TOCは「ザ・ゴール」を見れば工場のスループットのボトルネック解消が全体最適化につながる理論ですが、何もボトルネックを抱えている現場は工場だけではありません。でもTOCを学びたいけど良い書籍も分からなければ、勉強会も分からない、といった現状を、勉強会は一気に解決してくれました。
・TOCfEという考え方を理解する。
・TOCfEの国際認定プログラムを知る。
・勉強会の存在を知る。
・入門書籍の紹介を頂く(ザ・ゴールではない)
「時間も空いたしパネル発表も見ようかな」というActionがまた人とのつながりを生み、発見が生まれる。こんなに嬉しい事はなかなか無いですね。
以上です。FAJでは社会の立場や肩書は関係ありません。
新たな発見を希望であれば、ぜひ体験参加してみてはいかがでしょうか。
体験参加は各拠点ごとに申し込めます!