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貧乏父さんの味方「カードラウンジ」の利点と限界

9月台風は出張ビジネスパーソンにも打撃

今年の9/9台風。未だに被害を被られている方々には、一刻も早く平常に戻る事をお祈りしております。

私も当日、新千歳-羽田間の航空便混乱で影響を受けた1人です。往路便は当然遅延、しかも航路が日本海をブーメラン(太平洋側に台風がいるから)。上空は下の写真のようにピーカン晴れなのに不思議なものです。

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着陸しても遅延の影響「予定した駐機場が空いていません」というふざけたアナウンスで30分狭い機内に箱詰。おまけに帰りの9/11便は「雷雲」によりやっぱり遅延。不幸が数々と襲い掛かってきましたが、やはりラウンジに入れる権利が有るか無いかでは、ダメージの度合いが違ってきます。kansou氏の仰るとおり。

www.kansou-blog.jp

1. 貧乏父さんの味方「カードラウンジ」

私は一年中東京と札幌を行き来するタイプです。ANAJALの大手航空会社を使う方ならステータスが上がり、航空会社のラウンジに入れる位は行き来しています。しかし大手2社は料金が高い、ハイシーズンに航空券が高すぎます。そりゃラウンジの運営費もかかっていますから仕方ない。

そんな私はAirDo派。道民割引という便利な割引があり、年中片道19,000前後でいくら乗ってもラウンジなんて入れません。そんな私はカードラウンジを使います。今日はカードラウンジの利点と限界をお伝えします。

2.カードラウンジの利点

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https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/airport_lounge/

一般待合と比べたラウンジの利点は3つ。

(1).フリードリンク

コーヒーと紅茶の種類は豊富。ジュース系は貧乏とうさんの健康を考えてか「青汁」「黒酢」「トマトジュース」と渋めのラインナップが目立ちます。しかし飲み放題。

(2).1人1つの電源

私達のスマホはまだまだ発展途上です。1日電源が持たないわけですから。出張するビジネスマンには給電ポイントが不可欠です。パワーラウンジには1人1つのACアダプタとUSB給電口があります。これは非常に便利。

(3).並ばない綺麗快適なトイレ

www.nhk.or.jp

羽田の清掃は世界一を誇り、トイレも清潔感があり良いのですが、ラウンジのトイレはそもそも使用人数が少ないために自然と清潔。一般のトイレと明らかに違うのは空調が利いて涼しいこと。涼しいトイレはラウンジの特権。

 

3.カードラウンジの限界

これはANAラウンジとの比較です。

(1).フリーアルコールが無いし、持ち込むと怒られる。

ビール焼酎日本酒だけではなく、正直凄いと思ったスーパーニッカが飲み放題のANAラウンジとは違い、カードラウンジはアルコールがフリーではありません。また地下のローソンで買って持ち込むと「お客様アルコールは販売しているので持ち込まないでください」という微妙な規定により怒られます。

(2).アナウンスが無いから、遅延が分からない。

これはカードラウンジの弱点様々な航空会社を使っているとうさんがいるので、アナウンスは流れません。今回の台風のように、機材繰りがうまく行かないときは「機材到着遅れ」と「機内清掃遅れ」の2段階で遅延しがち。ラウンジから搭乗口に行ったら「清掃遅れの為30分遅れます」とか絶望。だったら30分ラウンジに居たかったYO!となるわけです。

(3).free wifiが無い。

普段モバイルwifiを持ち歩く私にはあまり関係ないですが、ANAラウンジにはwifiがあります。モバイルwifiが無い父さんは便利。ギガも減らないから動画で快適に搭乗機遅延を乗り切れます。

4.年中出張する父さんはラウンジを使うべし

まとめはこれ。ラウンジの使用有無で旅の"精神的な"ダメージが断然変わってきます。年がら年中出張していると、たまに台風などの天災に巻き込まれます。その時空港は、一般待合フロアは地獄です。子供は走り回り、乳児は泣き叫び、大人は喚き散らします。比較的静かなカードラウンジで良い旅を!