ITストラテジストの次は中小企業診断士をオススメする理由!
ヨシダです。
現在実務補習中です。こんなにキツイとは思っていませんでした。
- 1.ITストラテジストの上にも3年
- 2.中小企業診断士は「経験」だけでは受からない。
- 3.ITストラテジストの思考法は、診断士に共通する!
- 4.ITストラテジストの次は中小企業診断士!
- 5.おまけ:勉強会後の懇親会で、ITストラテジスト保有者と隣に
さて今日は私が中小企業診断士の勉強の前、2015年に合格した、
1.ITストラテジストの上にも3年
理由は、無計画なナマケモノであった為と分析しています。当時の私は2012年に取得したプロジェクトマネージャーにも3年要しており、多年度は当前に許容。
3年の工程は1年目は午後1で途中退場、2年目は午後2の最後まで経験。3年目に合格のサイクルでIT業界資格の花形「プロジェクトマネージャ」を取得した経験に満足してしまい、何故数年要したのかPDCAサイクルで反省せず、ITストラテジストも3年だな、と己を低く見た事が運の尽き。実際、全く同じ3年工程でITストラテジストに合格してしまいました。
勉強は普段は1日1時間程度、全く勉強しない日もあり、直前期に追い込むナマケモノの勉強方法で、経験値を武器に資格を取得する楽して取る方法でした。
2.中小企業診断士は「経験」だけでは受からない。
このポイントを強調したいです。2016年のGW直前、一発道場さんの春セミナーに出た後の懇親会で私は質問しました「過去問重視の勉強法で大丈夫ですか?」。一発道場メンバーの方は答えました「過去問だけでは受からないと思います」。これがリアルです。結果、私は忠告を無視して過去問重視で1年目は一発退場となりました。
視点を変えてみると、例えば他の士業をお持ちの中小企業診断士の知識ベースを持っている方が「過去問重視の勉強法で...」という意味合いと、ITしか武器が無い私の質問とでは意味が異なります。分かりますよね。
3.ITストラテジストの思考法は、診断士に共通する!
但し、3年ITストラテジストを受験し続けた経験は、中小企業診断士試験に全く無駄だったか、と問われれば、「そうではありません」と答えます。2次試験で戦略的思考は活きます。中小企業診断士は経営戦略を担いますが、ITストラテジストは情報戦略を担う役割。ITストラテジストで与件文にある前提は、中小企業診断士が提案する領域です。
共通点1:事例企業の問題解決
例えばITストラテジスト平成26年問3のT社は「住宅地の洋食レストランの競争力強化」を目指している企業。設問1「客単価とテーブル回転率を高める為の方法について述べよ」ご覧の通り、ITじゃなく、店舗オペレーションの問題解決の為の施策を答えなければなりません。
共通点2:文字制限のある解答
4.ITストラテジストの次は中小企業診断士!
以下に情報処理技術者を連ねてみます。
ITパスポートは、非IT系企業従事者のITリテラシ向上には寄与しますが、IT系企業にいる場合はには基本情報からがオススメです。
表1:私の主観による資格とキャリアパスの関係
基本情報処理技術者: | 平SE |
応用情報処理技術者: | 先任SE |
システムアーキテクト: | PL・主任 |
プロジェクトマネージャ: | PM・マネージャ |
ITストラテジスト: | 導入先企業の部課長 |
中小企業診断士: | 導入先企業の経営戦略室 |
私は日本ITストラテジスト協会の正会員ですが、会員さんに中小企業診断士を持つ方が多いのも、戦略を共通の項としている部分以外にも、ITストラテジストに合格すると、次の上位資格に中小企業診断士が見えてくる為なのかな、と分析しています。
しかし、この表ですと、ITストラテジスト以降でキャリアアップするなら、転職しましょう!と見て取れますね。いやいや私の主観です。私は転職独立はしておりません。悪しからず。
5.おまけ:勉強会後の懇親会で、ITストラテジスト保有者と隣に
これは実話です。中小企業診断士合格者の勉強会に参加した後の懇親会で、お隣に座られた診断士合格者さんは、ITストラテジスト東京支部の正会員さん。「え、ホントですか!」とテンションあがりました。30人位の集まりで、私含め2名いらっしゃるのですから、 2017年の受験生には単純計算して840*0.066 = 55.44名のITストラテジストさんがいらっしゃるという事になりますね(ホントかいな...)
以上です。
続編を書きました