ネガティブな合格体験記 第2回目 自堕落モードからの立て直し
ヨシダです。
中小企業診断士のネガティブ合格体験記 2回目は2016年11月に、自堕落から受験勉強復帰する話です。
(落ちてからの数ヶ月はこんな感じで、世界に色味を感じませんでした。)
2016年11月:人との出会い一冊の本と
2016年の一次試験で不合格の事実から、現実逃避し怠け者になった私は、職場で出会いがありました。
人:「税理士試験」を続ける方との出会い
11月から、私の仕事は要件定義から設計開発フェーズに入り、チームが結成されました。その時の協力会社の1人が「ワタシ税理士試験5年受け続けています。いつかは受かるかもと思って続けています」という方。私よりも6、7歳は年上で税理士の受験生としては高齢の分類に入るだろう。強いな、と素直に感じた。私が落ちていった奈落を、何回も這い上がってきたのか...と。
私は言わざるを得なかったのです。
「私も診断士試験受けました。今年落ちましたが、来年また受けようと思っています」
分析:人に目標を宣言することは、目標に強制力が生まれるのは常。例えプロジェクトが終わるまでの縁でしかない協力会社の方との会話であっても、後漢書にある通り。
「天知る、地知る、我知る、子知る」
本:黒川温泉のドン後藤哲也の「再生の法則」
一次試験を退場してから、まともに読んだ初めての活字本。
後藤氏の凄い所は「ディズニーランドは凄い」と言いつつ「湯布院はライバルではない」と言う所。ホスピタリティの要が良く見えている方で、温泉哲学も素晴らしいのだが私が心動いたのは5章の「再生の法則」。
法則2:毎日自分を振り返る。
うまくいかなかった事でスランプに陥っているのは、自分の原点を見失っているから。原点を見失っているから、糸の切れた凧のようにフラフラする。原点が分かっているなら、またそこに戻っていく。
そうか...私は原点を作らないまま、何となく診断士を受験したから戻る場所もなくフラフラしているのか、と痛感。自分は診断士になって何をしたいのかを考える事から、まず始めようと決意を新たにした訳です。
分析:診断士を受験する同期は様々だが、結果決意の固い受験生の方が有利である。社会的に優れた企業に経営理念・ビジョンが必ずあるように、診断士受験生もビジョンがある方が後藤氏が言う原点が生まれる。
しかしビジョンは決まらず...
原因:まだ振り子は「ポジティブ」に戻りきらず
決意は新たにしたものの、映画のヒーローの様にもいかず、凡人のやる事は中々変わらないのを痛感した時期でもあります。正直なところ、まだ「目標」や「ビジョン」のような高尚なモノを自力で作り上げる気力は無かった訳です。結果右往左往は止まりません。
例えば、2016年11月、私はこんな本を読んでいます。
プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する「ルーティン」の秘密 (SB新書)
- 作者: 森本貴義
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2013/02/16
- メディア: 新書
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自ら捨ててしまった勉強習慣をどのように取り戻すか苦悩している様が見て取れます。
風邪予防、虚弱体質改善から始める 最強の免疫力 (頼りになるお医者さんシリーズ)
- 作者: 今津嘉宏
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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当時悪化していた蓄膿への不安から、健康こそが受験期間中重要だと考えて購入。
対策:まず健康を立て直そうと「手術」を決意。
「心技体」という言葉があるが、私はまず「体」に不安を持っているため、(鼻が詰まりがちで)勉強に集中出来ないという問題があった。詳細は省くが、2017年3月に蓄膿の手術を受ける事となった。但し私は決して病弱ではなく、ダンベルプレス大好きの筋トレ愛好家です。事実病室で腕立てしていたのは内緒。
次回の予告
自堕落とは別れを告げ12月からは勉強を再開しますが、原点を見つけれ無かった私はロールモデルに救いを求めます。次回はどの辺を記していきます。