空飛ぶITコンサルタント

中小企業診断士が「AI」「パン」「補助金」について語ります

診断士試験勉強でハマった時には「要素分解」

ヨシダです。

今日は、中小企業診断士の勉強における「要素分解」の話について

 

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(ジンギスカン食べたくなってきました。北海道観光のお供にどうぞ。)

 

1.要素分解の傾向

要素分解をgoogleした所、上位5位に上がってきたフレーズは以下の通り

・営業マンに求められる!

・コンサル!

・売り上げUP

・課題を特定!

PMP

つまり要素分解=問題解決という等式がお分りいただいたでしょうか。

 

2.中小企業診断士試験は「要素分解」が試される試験

特に2次試験は、皆さんご存知の通り、事例企業の問題を捉え施策を述べる試験。

与件文と問題文を分解して組み合わせ、問題と施策を筋立てるのが2次試験と私は考えています。これには異論ないと考えます。

一方1次試験も、実は問題解決力が試されています。

あれ?知識の応用が1次試験ちがうべか?

いやいや皆さん、要素分解を疎かにすると落ちますよ。

1次で「要素分解」が重要なのは、己自身の勉強と理解に深い関係があるからです。

3.試験勉強中、何が分からないのか明確にするのが「要素分解」

例えば、経済学の平成22年16問、有名なレモン市場の問題を間違えたとします。

間違えた受験生は、「レモン市場が分かんないから間違えた」とは分析しません。「ワルラス・マーシャル曲線が分からないから間違えた」と分析します。それが要素分解の第一歩です。ただし、落ちる方はその時点で模範解答を見るでしょう。

 

私であればこの後3つの観点で分析をかけます。

・[知識確認]「ワルラス・マーシャル曲線」の何がわ分からなかったのか、「ワルラス・マーシャル曲線」が分からないのか「ワルラス・マーシャル的に不安定」が分からないのか分析。

・[応用確認]「ワルラス・マーシャル曲線」が分からなかったのか、少し捻られた1次の出題傾向が分からなかったのか。

・[視点変更]「ワルラス・マーシャル曲線」が分からないのか「ミクロ経済学」そのものが怪しいのか分析。

4.結論

「誤答して 解答を見て 頷いて 分かったフリは 一発退場」

なぜなぜ分析という問題解決手法の本を読みましたが、目に見える事象をロジックツリーと要素分解で、見落としがちな真の問題を浮かび上がらせる、よい手法だな、と感じています。

受験生が一番やってはいけない「分かったフリ」を防止する為、「要素分解」をおお奨めします。

 

 

 

 

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