ウェブ行動分析について
web行動分析とは
例えば私の場合、
家を買います調べます...あれ、広告タマホームばっかり。
オニツカタイガーwebで買います...あれ、もう買ったのにまた広告。そんな立て続けに買わないよお金ないし。
何故だ、何故か追われている気がする、と思う事がありませんか。
それはweb行動分析により、あなたが見込客として扱われているからです。
それは例えばクッキーのせい
甘くてとっても私たちを楽しませるクッキーは、Webの世界では我々を「企業の個客」へと導きます。
最近ではクッキーだけではなく、twitter、facebookのアカウントにも同様の機能があります。LINEはsalesForceと組んでセグメンテーション毎の広告最適化もあります。これはずばりCRMです。
確かに関係のない広告出されるよりもはいいが...
昔はyahooのフロントページに、全く私が興味のないバイク王の広告が私を誘っていました。これはwebに軸を移しただけのマスマーケティングです。
最近では行動分析ツールのおかげで、自分がアクセスしたweb履歴に関連する広告が出てくるようになります。
最近では、アパレルであればどのアイテムを閲覧(クリック)したかまで分析するはずで、性別をセグメント分けして広告出してきます。マズイでしょ...
ブラウザは個人情報の塊
同じ業界の人と飲んだ時、「自分が使うwebブラウザは、家族にも見せたくない」と言っているのが印象的です。
ブラウザ自体も閲覧履歴を持ち、また、ブラウザを介して発信される様々な情報は、しっかり数多のwebサーバに蓄えられます。
家族でPC1台という家庭は、アカウント毎にクッキーって分かれているのかな?と疑問なあなたは注意が必要です。
もっと精緻な広告施策が展開される未来
行動分析に伴うターゲットマーケティングは、web広告を見る限り、まだ未熟であると考えます。
さっきのオニツカタイガーのように青いスゥエードモデルを買った客に、パープルモデルを勧めてくるように。
但し擁護するようですが、オニツカはメールマガジンでは購買履歴を生かしたマーケティングを展開していました。私に届いたのは「全部ブルーのモデル特集!」おお、やるじゃん。
つまりオニツカタイガーのマーケティングがweb広告ベンダーまで浸透していないのでしょう。
webショッピングの購買履歴は宝の山。ECベンダーがその購買履歴を、マーケティングに展開しやすい形で保存し、メーカ販促担当者が魅力ある施策を考案、実行に移す。広告ベンダーがメーカの意向を忠実に執行。このリレーションが成立すれば、私たちは、今よりも快適なweb広告に囲まれるのではないでしょうか。
うーん、京急蒲田の乗り換えシビアすぎるんですけど。以上。