南から 赤い竜が 飛来した
沖縄県は名護市に住む中高同級生だった友人から、ドラゴンフルーツが届いた。
沖縄の果物で一番好きである。
今回届いたのは赤い果肉のレッドドラゴン。一口食せば舌がショッキングピンクになる強烈な色素はポリフェノールやアントシアニン等機能性成分が含まれている。また病害や虫害に対して非常に頑強な性質をもっていて、ほぼ無農薬栽培。これは嬉しい。
ドラゴンフルーツは写真の棘で想像はつくかも知れないが、サボテン科サンカクサボテンの果実。痛くはない。今回頂いたレッドドラゴンのほかに果肉が白いホワイトドラゴン、果実そのまま黄色いゴールデンドラゴンがあるらしい。
特徴的なのは実の成り方。こんな感じでたわわに実る。ちょっと想像を絶する成り方、いい勉強になった...原産国の東南アジアは実だけではなく、その葉肉まで残さず食す文化がある。へぇ。
果肉はこんな色をしている。この色素は強烈で、衣服につくと取れにく性質を持っていて、娘は手づかみで食べていたが、翌日まで指先がピンクになっていた程である。
味は甘く、黒い胡麻状の種はキウイと同様でシャリシャリした食感。冷やして食べると爽快感と共に沖縄の青い海と空が眼前に浮かび上がってくる(かもしれない)。
一緒に送られてきたシークワーサー。レッドドラゴンに絞りかけるとシークワーサー酸味がレッドドラゴンの甘みを増す働きがあるようで。やんばるの直売所のラベルが貼ってあり、20個位入って130円、安い...
久々に南国フルーツを味わってよかったです。