a big fish in a small pond

ロードバイク、rails 、料理、写真、ガシェットでお送りします。

今月の読んだ本

池波正太郎氏といえば「鬼平犯科帳」「真田太平記」「剣客商売」といった長編が代表作じゃないでしょうか。
私は、初めての池波正太郎氏の作品は「散歩のとき何か食べたくなって」という食のエッセイ。

散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)

散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)

戦前からの味を守り続ける名店を紹介するエッセイ。こりゃいい。と氏に好感を持って数年。ようやく氏の小説を購入。
それが「真田騒動」。代表作は長すぎるので短篇集。
真田騒動―恩田木工 (新潮文庫)

真田騒動―恩田木工 (新潮文庫)

氏の直木賞受賞作品「錯乱」の陰謀渦巻く物語の流れについていくのが精一杯。物語の展開が読み切れない、だから面白い
。他の作品は、作品としては分かれているのもの、同じく信州松本藩のお話というところでは一貫しており、登場人物もラップしており、1つの作品として読んでも良いくらい。
また、日本の戦国・安土桃山時代の真田といえば「昌幸・信繁(幸村)」親子が有名で人気が高いが、本作品では彼らは登場せず、信繁の兄、信州松本藩の祖、信之が結構顔を出しているのがまた良いです。