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「いろはす」採水地へ出向く

yoshidaagri2010-08-28

タイトルは過激ですが、正確にはその周辺に出向く、が正解。何はともあれ、札幌地域で売られる「いろはす」というミネラルウォーターは採水地が札幌と堂々と180万都市が表示されているので、おお、ならば行きましょうその清田区清田まで、と勢いをつけて行ってみることにしました。

(私も連れていけ)残念ですがお留守番です。

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いろはすの採水地は「清田区清田」とかなりざっくりな書かれ方をしている。いろはすが湧水であれば、その辺で湧水が出ていても不思議ではない、と考えて調査、結果、「清田区有明」という山の中に湧き水がある事を発見したのです。朝5時出発、実家にある4リッターのペットボトルを数本借りて出発。
朝早く出たので「羊蹄山の京極の名水」を汲みに行くのだと実家に勘違いされる始末。

(迷った)一旦通りすぎて到着。
あまり有名ではないのか、道しるべ的なものは道中に無し。最終左折ポイントでも朝日の逆光で見逃す程の"いい感じになった"木の標識1つ。見事に通過して迷いつつ、一緒に来てくれた父と論議して無事到着。

(有明の銘水)正直、農家さんの倉庫の端の雰囲気。
湧き水が汲める所はきれいで清潔感があり、管理が行き届いている感有り。但し観光がてらここに来てはダメだと悟る。まったく周囲に何も無い。肝心の湧水は水量豊か、サッパリとしたクセの無い味わい。...ここでふっと思ったのは、「湧き水の味って、その道中どれくらい苦労したかに比例するのではないか」と。
札幌から羊蹄山の麓まで3時間車を転がしていき、豊かな自然と蝦夷富士が迎えてくれて、マイナスイオンが充満しているような環境で水を飲めば、そりゃ美味しく思える。
一方、家から20分そこらで、ちょっと道中お腹が痛くなってセコマに飛び込んだものの、ちょっと買い物に行く位の時間でついてしまって飲んだ水。うーん、気のせいか。

(油断大敵)気を緩めるとあっという間に靴が濡れる。
但し、近いというのは非常にメリットがあって、羊ヶ丘通のゴチャゴチャしたロードサイドから5分と車を走らせると、いきなり山の中に入れる訳です、そこには建設会社と農家が奏でるちょっと微妙な牧歌的風景があり、品質が確かな豊かな湧水がある。いいではないですか!

(施設維持の為の集金箱)1回100円

往復1時間もかからずに湧水を汲んできたのは人生初の経験でした。札幌市内にはまだまだ私の知らない隠れた湧水がありそう。白石神社の近くにもあるとか...また行ってみよう。