空飛ぶITコンサルタント

中小企業診断士が「AI」「パン」「補助金」について語ります

唯一食品を求めて-北海道池田町:BOYA FARM 清見シープ- その5

BOYA FARM 2日目です。
BOYA FARM2日目は朝5時に羊の「めーっ」の泣き声で目覚めたい願望があったが、しっかり携帯電話の目覚ましアラームで起床。
すぐに着替えて、鈍痛がする二日酔いの頭を押さえつつも、2台のカメラを片方は首にかけ、もう片方はたすき掛けのカメラバックに入れて放牧地に向かいました。きのうファームイン客は放牧地に入ってもOKという特権を、安西さんに教えられた瞬間に思いついた計画「朝焼けの放牧地と子ヒツジを近づいてたくさんシャッターをきる」を実行です。

機材紹介:
1台目:CASIO EXILIM FH-20(超高速連写やハイスピードムービーが撮れる、動く被写体に強い「なんちゃって一眼」。今回の撮影では動画で頑張ってもらう。)

(いろいろ機能てんこ盛り)全然使いこなせていません。
2台目:PENTAX K100DSuper + TAMRON AF 18-200mm (600万画素だが身の丈にあった性能。レンズは入門者向け万能レンズ。)

(入門機に入門レンズ)それでも秘める性能を引き出せていません。
服装は重装備。5月と言えども夜明け直後は5度から10度位まで冷え込みます。また2時間以上外で羊さんたちと根競べする訳ですから、ジャンパーの下にユニクロのフリース、その下に長袖。手首には山忠の「あったか手首ウォーマー」をはめこむ周到さで、これなら風邪も引かないでしょうと自らを安心させていざ出陣。


まず向かったのは子羊がいる厩舎、従業員の方が育児放棄された子ヒツジの授乳の様子を見せて頂けるとの話でしたので向かいました。初産の若いお母さん羊などにたまにあるそうで、従業員の方がお母さん代わりに哺乳瓶でミルクをあげるようです。人口授乳されている子ヒツジは素人の私でもすぐにわかりました。人間になつっこくて近づくと寄って来てくれるからです。かわいいですね。

(かわいい)ザフォーク種の子羊でしょうか。

次に放牧地の中に入りました。よっこいしょ、と柵を越え羊たちとの距離をつめていくと、見慣れない奴が入ってきたからなのか警戒され距離を離されます。うーむ、これは一筋縄ではいかないなぁ。カメラの望遠距離距離範囲外に逃げられてはどうしようもありません。

(距離を置く羊たち)左から2番目のお母さん羊にはバカにされていますね私。


親子羊の放牧地は小川をはさんで大きく2つに分かれていて、その2つの放牧地をつなぐ橋は1つだけあります。そこで気を引き締め、放牧地の要所である橋の付近でじっと待つ「根比べ作戦」に出ました。これは良かったですね。「こいつは無害」とは羊たちに思われたのか、距離を開けられたヒツジ達が元々居た場所に戻り始め、このチャンスを逃すものかと動画や写真をバシバシ撮っていきました。

(橋を渡る羊たち)めぇーめぇーと先頭を切った勇気ある羊にドタドタついていくその他羊。前にいる羊と同じ動きをする習性全開。



(こひつじたち)かわいいですな



2時間程写真と動画を撮り続けていくと、ようやく妻が起きてこちらに向かってきたのでEXILIM FH-20を任せて望遠写真に専念する事にしました。
後で妻が撮った「羊に迫る私」の写真を見せてもらいましたが、自画自賛するのもなんですがこれはヒツジもいやがる不信人物ですね。


(怪しい...)無害と思ってくれた羊たちは偉い。本当に無害ですから。

ヒツジはこの時期、昼夜問わず放牧されており、また外敵から身を守る為に睡眠は殆ど取らないと安西さんから説明を受けていましたが、撮影していると朝日を浴びてウトウトきている子ヒツジを沢山見れました。これがまたかわいいです。犬猫とはまた別のかわいさがありますね。

(うとうと親子)向かい合っているのがなんともまぁ。

またヒツジの道を見ました。これは安西さんが羊を誘導する為につけたのか思いと朝ごはんの時に訪ねてみると(朝ごはんもファームイン客+従業員さん+安西さんファミリー一緒です)、羊が同じ所を歩き続ける事によって出来た「ケモノミチ」のようです。前述の通り、前にいる羊と同じ動きをする習性のあるヒツジですからみんな同じ道を歩いてしまう為に出来るのでしょうか。

(羊のケモノミチ)羊は古くから家畜とされていたのでケモノではないですねたぶん。

ではでは。次はシープドックショーの様子から再開です。