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唯一食品を求めて-北海道池田町:BOYA FARM 清見シープ- その4

清見シープ辺その4です。
池田町BOYA FARMのとなりにある「清見の丘」にあるオープンカフェや、「定員5名」と注意書きしてある木製の展望台(お手製かな)からの景色などを見た後に少し肌寒くなったのでBOYA FARMに戻ると、牧場主の安西さんに出会いました。40代半ばに見え、非常に大柄(190cm近くありそう?)で赤銅色の肌ににこやかな笑顔ででむかえてくれました。
挨拶をすると「ヨシダさん。妻からは30代後半という印象だと聞いていましたよ」と私の見た目に驚かれてました(ヨシダは30代直前)。長距離ドライブ疲れ顔で老けて見えたのか、それとも元からの老け顔が災いしたか。ま、どうでもいいですけど。それは良いとして「ファームインされた方々は放牧地に入ってもいい特権がありますよ!どうぞどうぞ!」とBOYA FARM放牧地の柵を指差す安西さん。しかしまだ様子も分からない状態では「勇気が出たら行きます」と腰が引けた返答が精一杯。けっきょく放牧地の外から写真を撮って本日のヒツジ観察はおしまい。また明日。


太陽が赤く大きく地平線に見える夕暮れ時に、ファームインする方々と安西さんと従業員の方々と共に、BOYA FARMから車で5分程の「清見温泉」に汗を流しに。温泉地の旅館に泊まったら、こんな経験は出来なかったな、と貴重な体験に心も踊ります。
温泉は珈琲色の泉質なので「モール泉」なのかな...と考えつつ入るも、いやぁ気持ちいいですよ。温泉は涼しい外気に触れながら楽しむのが好きな私は露天風呂があれば尚良しなのですが、ここは地元の方に愛される昔ながらの銭湯のような温泉、露天風呂の贅沢はまた明日。
温泉の帰りに近所のスーパー「いちまる」で飲み物を購入。ファームインのお客さんはアルコール等々飲み物は持ち込み制です。

ファームイン初日の夕食はバーベキューラクレットチーズとパンでした。ホットプレートで焼くのですが、そのホットプレートに葉書の半分ほどの大きさの四角いフライパンがセットできるつくりになっていて、そのフライパンに5mm位の薄さににスライスしたラクレットチーズをのせて熱し、トロっとしたところで、ほどよく焼けた野菜やお肉と共にパンに挟んで食べるスタイルの料理です。
これは素晴らしい食べ物ですよ!チーズは大樹町のチーズ工房の物らしく、セオリー通りに温めてパンに挟んでも良し、温めずにそのままでお酒のつまみにしても又良し。これは自宅に帰っても、真似して食したいと強く思うものでした。
またファームインは他のファームイン客と安西さん家族、そして従業員の方々と共に大きなテーブルを囲んで食事するアットホームな食事スタイル。
改めて東京から来た他の2組を見てみますと、1組目の方は50代の夫婦。大きなワンボックスタイプの車のナンバーは品川ナンバー。GW初日に東京からフェリーでやってきたらしく、車にはなんとシェパード(40キロの体重!)とボーダコリー(牧羊犬に適している)の二匹のワンちゃん。ワンちゃん長距離旅行が気になる私は大丈夫なんですか、と尋ねると「うちのは旅慣れていますから」と答えてくれたのは、バズーカのような望遠レンズつきのCANON一眼レフを手にした茶色の髪がまぶしい奥さん。

もう一組は昨日からファームインしているという、私と同年齢30代前後の男性2人。私と同じ雰囲気があるなと思って尋ねてみるとビンゴで、職業は私と同じSE。ひつじが好きでしょうがない方とその相方のコンビで、半日羊とにらめっこしていても飽きないとかなんとか。なので羊に対する知識や造詣も深く、彼の話には感心しきりの私。SE稼業のファームイン客は結構いると解説は安西さん。「きっと癒しを求めてくるのでしょう」とのこと。私もその1人です。
その他従業員の方々や安西さんと話しながら過ごす時間は素晴らしく、予想以上にビールが進んだ為か次の日は二日酔い。なさけない。

こうして1日目は終了。
ではでは。